204鞍め:ふじ 咬みつき馬

4月16日 204鞍め
ふじ K先生

10か月ぶりの騎乗。たぶん今までで、いちばん間隔があいてしまった。コロナのせいというよりも、わたしの体調の悪さのせい。去年10月の検査で腎臓の働きがついに50パーセントを切ってしまい、ぐじぐじしていたのだ。膵臓の数値もよくないし、自覚症状大ありだし。
もう乗馬はできないんじゃないかしら、と思っていたが、たまたま昨日調子がよく、騎乗の予約がたまたま空いていたので、今日乗ることになった。こんな偶然は神さまのはからいです、きっと。

ふじくんに乗るのは2度めだと思っていたが、調べてみたら3度めだった。
1度め:2017年2月 147鞍め ふじ4歳
2度め:2019年4月 195鞍め ふじ7歳
1度めは、途中まで調馬策で、駈歩までいったのだった。駈歩が速くて怖い、と書いている。
2度めは、よく咬むので、タオルを咬ませて遊ばせた。
さて、今回、ふじくんは9歳になったばかり。ちょっとわがままになっていた。前回は、顔をわたしに押しつけてきて、かわいい、と書いてある。
なのに、今日は、咬む、咬む。咬むのが仕事みたいに咬む。顔をわたしに押しつけて甘える、ということもない。ひたすら咬む。
が、乗ってしまえば咬むこともなく、合図もよくきいてくれて乗りやすい。
(途中、ちょっと顔をひねって何かを嫌がったりはあるけれど)

マスクをつけて騎乗していることもあり、「わたしのペースでやってください」とのこと。
常歩がすっと出る。軽速足も問題ない。手前も偶然あっていた。その後も手前については注意されなかったから、偶然合ったのかしら。
先生「ひさしぶりとは思えない」
ふふふ、じつは、スタミナドリンクを飲んできたし、ファイテンを首につけているのだ。

常歩と軽速足で巻き乗りをしたり、手前変えをしたり。
と、パン!と音がしたので、そっちを見ると、隣の馬場で落馬していた。パン!は、騎乗者のエアバッグが膨らむ音。ちょうど地面に落ちたのを見た、と同時にレッツが、横っ跳びしたのも見た。
あ、レッツ、まだ横っ跳びするのか、と思った。(若い頃の横っ跳びや暴走の代わりに、振り返って目でジロリ、になったのかと思っていた)
幸い、怪我はなさそうだ。プロテクティブベストがエアバッグ式になってから、救急車を呼ぶことがなくなった、と聞いたことがある。
「レッツで3回落馬した」と、女性。
乗馬教室の受講生なので、初心者だ。落馬した後、もう一人の受講生と交代していた。
エアバッグ式でなかった昔は、落馬すると、心配した先生が皆そこへ集まっていった。
今日は、わたしのK先生が、何か(踏み台?、代わりのベスト?)を取りにいっただけだった。
無事、というのは、本当に良いことだ。

ちなみに、ふじくんも今日、軽い横っ跳びを2回ほどした。わたしはレッツで慣れているので、たいして驚きませんよ、ふじくん。
さて、駈歩。
今日はひさしぶりなので、駈歩までいけるとは思っていなかった。
が、ふじくん、走りたくてたまらないようで、途中からかってに速足になったりしていた。先生にも「いけますよ」と言われたので、昨日の夜、本で復習した駈歩の合図を出してみた。「内方の拳を下げて内側を向かせ、内方を足で圧迫し、外方の足を後方へずらす、または軽打」
出た、出た! 
右手前は3周、左手前は半周。

ひさしぶりにしては、よくやったなあ。
うれしくてたまらない。

先生に細かいことをあまり言われなかったけど、大目に見てもらえたのかも。

騎乗の最後、ぽんぽんと首を叩いて、ありがとう、と言ってから、下馬。
が、手綱を持ったとたんに手の内側を咬まれた。

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だから、お手入れのときは、口カゴをした。
それが不服なのか、裏掘り(蹄の手入れ)のとき、頑固に前脚を上げないのだ。
でも、ニンジンとリンゴを口カゴの中に入れてあげた。

そしたら、蹄油を塗るときは、すっと脚をあげるの。
ううううう、ニンジンもらっただけで、これか。現金なやつだなあ。

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「もっとニンジン!」

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↑ 今日、横っ跳びしたレッツ。無口頭絡が新しくなっていた。

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ニンジンかな、と顔をななめにしたけれど、もう他の馬たちにあげてしまいましたよ。

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八重桜がまだ咲いていた。
乗っているときは夢中で、桜を見る余裕はないけれど。

無事にできてよかったなあ、駈歩も思ったよりできてよかったなあ。
ありがとう、ふじくん。
うれしくてたまらない。けれど、明日からまた筋肉痛だな。








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プロフィール

風のミランダ

興味の対象は演劇、映画、文学です。趣味は彫刻、写仏、乗馬など。何十年も生きてきて、話題盛りだくさん、といきたいところですが、あんがい狭い?