ガブリエルに恋をした、と書いたのが8月のはじめだった。
幸い開花苗を9月のはじめに予約でき、それは来週届くはずだった。
ところが、お店から、「連日高温がつづき、ジェネラシオン・ジャルダンが開花しそうなので8日までに届けたい」と連絡があった。
で、きょう6日着の指定で届けてもらった。
4苗で送料が無料になるので、4苗注文。開梱した。わあ、咲いてる、咲いてる。
左から、ガブリエル、ジェネラシオン・ジャルダン、シェエラザード、レジス・マルコン。
なんと、ガブリエルがいちばん花が多い。蕾もたくさんついている。
こんなに花が多いなんて、びっくりだ。
でも、ガブリエルは株が大きくなるまで、花をたくさん咲かせちゃいけないのだそうで。
さっそく切って、居間の机に飾った。
時折ふわりといい匂いが漂ってくる。
ジェネラシオン・ジャルダン。右の奥の花はシェエラザード。
シェエラザード。
レジス・マルコン(赤)は蕾があるけれど、まだ咲いていない。後ろにサンタ。
顔見世。隅から隅までズズイーと、これからもお引き立てのほど、何卒よろしくおん願いたて奉りまするう。チャンチャン。
で、感想だけど。
ガブリエルは別格として、ほかは耐病性の強い初心者用の薔薇を選んだ。
最初に決めたのが、レジス・マルコン。やっぱり赤の薔薇がほしいもん。
次にシェーラザード。紫っぽいピンク、フリルのはいった花びらの写真が素敵だった。
最後に、ジェネラシオン・ジャルダン。
薔薇の有名ブロガーさんの記事を素敵だなと思いながら見ているうちに、ジェネラシオン・ジャルダンの名前が頭にこびりついてしまった。調べてみると、耐病性があってよく咲く、初心者向けとある。決めた。
薔薇の名前は素敵なものが多い。
オルフェオにエウリディーチェ、エンデュミオンといったギリシャ神話にでてくるもの。
ガブリエル、ウリエル、ラファエル、ミカエルなどの天使たち。
ともすると、名前で欲しくなってしまう。名前に惚れたのか花の写真に惚れたのか、区別がつかなくなってくる。
でも、名前で決めるのは良くない、というのも薔薇のブロガーさんの記事に載っていて、我慢して今回注文した苗が届くのを待った。
たしかに!
それぞれに素敵だけど、4つの苗のなかで、いちばん目を引くのは、ジェネラシオン・ジャルダン。
良い花、お勧めの花、というのは、やはり良いものだな、というのが感想だ。
でも、どれがいちばんなんて選べない。
ここ数か月、薔薇の写真を見るうち、わたしの頭の中の庭では、天使や神話の人物たちが、そこかしこでヒソヒソ話をはじめたようだった。
やばい。
わたしはロザリアンにはならないぞ。
わたしは面倒なことはきらいだから。
近くの可児市に花フェスタ記念公園がある。薔薇の種類が多くて有名な公園だ。3度くらい行ったことがある。
できたら花の実物を見て決めたいので、お疲れでなければ、行きませんか、と夫を誘っている。
でも、今年の秋は忙しくて無理かな。いいさ。薔薇は逃げないもの。
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