ひと足先に、うちはハロウィン

馬に蹴られ叩かれ、なさけない顔になった翌日、美容室へいったサンタはこんなバンダナをつけてもらった。

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ハロウィン柄のバンダナだ。

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今年はゴチャゴチャしたこんな柄。

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こっちは去年の柄。

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去年の柄のほうが似合うかも。カットも美容師さんによって微妙ににちがう。サンタも去年のほうがこどもっぽい。

いや、そんなことはどうでもいいのだ。
古代ケルトでは、11月1日が1年のはじまりだった。その前日がいまでは魔女のかっこうをしたこどもたちが、「お菓子くれ!」という祭りになっている。日本でも、中秋の名月に縁側などにそなえてあるお団子は、かってにもらってもいい、といわれていた。あるいはこの地方だけの風習だったのかもしれない。が、団子を盗んでもいいといわれながら、わたしはいちども盗んだことがなかった。

だって、お団子なんて、盗み食いするほどおいしくないもん。
石つぶてのかわりに団子をベチャベチャ投げあうほどの悪友もいなかった。かわりにススキと萩の飾ってある花瓶に、紫式部を一輪そえた。・・・魔女ミランダの回想ね。

さて、そんなことはどうでもいいのだ。
サンタがハロウィンのバンダナをつけてもらった翌日、夫の指がこんなになった。↓

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薬指の第1関節がグニャリ。魔法でもなければ、なんでこうなる?
ハロウィンの頃は、霊界とこの世との通路が開いて、あの世のひとが自由に行き来できる。ついでに精霊やら魔女やらもついてくるんだという。

まあね、この世の法則で説明すれば、夫が暗い夜道をサンタと散歩していて、蓋のこわれた側溝に足がはまって転んだ。そのときサンタがリードを引いたので、引っ張られた。サンタがサタンになっちゃった、というわけだ。
この指のほかにもあちこちスリ傷ができていた。

わたしは彫塑教室へいっていたので、その現場を見ていない。教室でも、ここ2回ほど休んでいるGさんが、自転車で転んで膝の皿にヒビがはいった、と聞いた。
夫も転んだ最初のうちは階段をあがるのもつらいほど膝が痛かったという。でもふつうに歩けるから骨折はしていないようだ。

翌日、整形へいったところ、腱が切れているから大病院へいけといわれたそうだ。手術の相談はそこで、とのこと。
その大病院へは、懸案の数値の悪化で検査にかよわなくてはいけないと決まったところだ。この秋はそこと縁が切れない。とんだハロウィンだ。

ところで、わたしはひそかに思うことがある。夫の腱の切れたの、左手の薬指でしょ。
結婚してすぐに、彼は結婚指輪をなくしたのだよ、すぐにだよ!

しかも、ふつう結婚指輪って、彼が買うものじゃないですか。わたしが買ったんですよ。ま、そういう関係の会社に勤めていたからではあるけれど。

ふふふ、その呪いが、何十年後の今月今夜のこの月に、あらわれたのじゃ、はっはあー。・・・と、魔女ミランダが申しているのでございますよ。

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ひなたぼっこで、まったり。



コメント

fermat

うちの田舎でも、その風習がありました。僕が物心ついたころには廃れていましたが、お月見のころになると、よく父がその話をしてました。確かに、あれは日本のtrick or treatですね。しかし、どうして、季節も同じ頃なんだろう……。

風のミランダ

Re: タイトルなし
fermatさん、こんばんは。コメントありがとうございます。v-254

収穫の秋には、ひとはみな幸せになって、こどもがどれだけ悪いことをしても、どこかで盗み食いしてきても、ああめでたい、めでたいと、笑っていられる、・・・ということなのでしょうか。

この地方では開店祝いの花輪の花をもらっていってもいい、という風習があります。(岐阜出身の両親はそれをはしたないこと、と思っていましたが)ですから、お月見の団子をかってにもらっていっていいというのも、この地方独特の風習かと思いました。
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プロフィール

風のミランダ

興味の対象は演劇、映画、文学です。趣味は彫刻、写仏、乗馬など。何十年も生きてきて、話題盛りだくさん、といきたいところですが、あんがい狭い?