「ロシア演劇の魅力」 堀江新二先生講演

4月14日、名演(名古屋演劇鑑賞会)会議室で、「ロシア演劇の魅力」について、堀江新二先生の講演がありました。
先生は大阪大学名誉教授、TCL大阪所長です。

《お話》
母が新劇の女優だったので、幼いころからスタニスラフスキーについてよく耳にしました。
当時、スタニスラフスキーは新劇にたずさわっている人たちのバイブルでした。

高校時代は新宿でアメリカ映画を観ました。ジェームス・ディーン、マーロン・ブランド、マリリン・モンローなど。
とくにジェームス・ディーンが好きでした。彼らはアクターズ・スタジオ出身で、そこを運営していたストラスバーグはスタニスラフスキーを学んだ人でした。
そういうわけで、スタニスラフスキーを学びたくて、早稲田の露文にはいりました。

ソ連崩壊後のロシアでは、神秘主義がはやっています。
もともと演劇は、俳優どうしの暗黙の了解や、気持ちのつうじあいがないとできません。現在の演劇大学では、テレパシーや「気」の訓練、そして身体行動を2年間やってから、ようやくセリフの訓練にはいります。

日本では、俳優が「演技の勉強をしたことがない」と自分からいったりしますが、それは日本だけの現象です。

ロシアでは、子供の頃から、ピアノやバレエを習うのとおなじように、演技を学びます。

初期のスタニスラフスキーでは「役の感情を生きろ」ということがいわれました。俳優の情緒的記憶にはいりこみ、そこからトラウマを引きだしてくる方法です。

アメリカでは、その訓練をした結果、ジェームス・ディーン、マリリン・モンロー、マーロン・ブランドなど、みな精神的な危機におちいりました。
その猛反省があり、現在は、身体行動が重視されています。まず身体行動、感情はあとからついてくる、というわけです。

社会状況は、演劇にとって厳しいものがあります。
大阪でも劇場がいくつか閉鎖されました。

日本では、草野球的な素人集団がちいさな劇場で公演していて、劇団の多さは世界一です。下手でもたくさんの人が参加する・・・平和でいいのだけれど、演劇の迫力がたりません。


・・・と、「ロシア演劇の魅力」というよりは、「演劇の現在」のようなまとめになってしまいました。

じつは、当日、わたしは書記をしていて、その記録をワードで清書し、6枚分になったその記録にくわえて、さらにそれを2枚にまとめる、という作業をしました。

それで疲れてしまい、今、ここでまとめるのにも飽きてしまいました。舞台俳優は、同じセリフを何回でもしゃべるわけですが、わたし、おなじことを、何回でもまとめる、ということができません。舞台俳優は偉い!

ワードでまとめた2枚分をここに掲載すればかんたんなのですが、そのまま載せるのも、長すぎて気が引けますので。

今週は、ブログの更新がなかなかできなかったのは、このまとめをしていたせいと、腰痛のリハビリに通ったせいです。

近所の整形外科で、電気をあて、そのあとマッサージをしてもらいました。
筋肉が凍りついているので、毎日通ったほうがいいと整体師さんにいわれ、まじめに毎日通い、まじめに家でちょっとだけストレッチングをし、そして、・・・

どうやら、このまじめさが、腰痛がなかなか治らない原因にもなっているようです。『腰痛を治す』という本に書いてありました。

温泉での~んびり、湯につかっていれば、治ってしまうような気もするんですが、温泉に連れていってくれるけはいはないし、なにせ、どうもせっかちで、の~んびり、というのができなくて。

困ったものです。

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ちょっと前の庭です。もうチューリップも終わってしまいました。若葉のきれいな季節になってきましたね。

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プロフィール

風のミランダ

興味の対象は演劇、映画、文学です。趣味は彫刻、写仏、乗馬など。何十年も生きてきて、話題盛りだくさん、といきたいところですが、あんがい狭い?