• 117鞍め:もみじ/118鞍め:ビーズニーズ
    6月18日 117鞍めもみじ雨がふったり、用があったりで、3週間ぶりの騎乗。そして、1か月ぶりのもみさん。先生はGさん。最初は調馬索、とちゅうからフラットワーク(調馬索なし)だったと思う。うーん、10日前だと記憶があいまい。でも、はっきりおぼえているのは、右手前で内方の右拳が強すぎる、といわれたこと。常歩、軽速足、正反動、そして駈歩。おなじことをフラットワークでも。駈歩で、脚がじゃまをして、もみさ...
  • 『山猫からの手紙 -イーハトーボ伝説-』別役実:作 劇団青年座
    『山猫からの手紙  -イーハトーボ伝説-』 劇団青年座(パンフレット)作:別役実演出:伊藤大舞台の下手よりに1本、電信柱が立っている。客席側からの照明で電信柱が舞台奥中央に、まるでどこかへ抜ける扉のように投影されている。そのほかにはなにもない。荒涼とした場所だ。客席から男があらわれた。トランクをさげた男は行商人のようだ。両腕のもげたはだかの等身大のマネキン人形をかかえている。「どうだい、どうやらそれ...
  • 別役実への旅:5「青年座劇場」
    あまり道草するとたどり着くのがいつになるかわからない。ここより青年座劇場だ。階段を数段おりたところに、受付があった。予約番号の書かれたメールをプリントアウトして持っていたけれど、名前をいっただけで、取り置きのチケットの束からわたしのぶんがでてきた。(チケット)えっ、A列って、いちばん前? 行儀よく両手を前にくんで外からの階段口に立っていた若い男性が、お荷物お預かりしましょうか、と声をかけてくれた。...
  • 別役実への旅:4「寿司店で」
    困るのは、カウンターのなかで寿司をにぎる「おじさん」の呼称のこと。名古屋に住んでいたころは、うちの向かいがマンションで、その1階が和食の店だった。経営者の女性はそこで料理を作るひとを「板さん」と呼んでいた。板前さんの略、板さん。はじめて聞いたときは、「ネオン街の居酒屋」がここに現出した、と驚いたものだ。板さんは、足首まである長い前掛けをして、高下駄をはいていた。そのかっこうで軒先でタバコをくゆらす...
  • 別役実への旅:3「代々木八幡・めんどなおしばい」
    12時8分、代々木八幡駅に着いた。東京をとおくからながめて頭のなかで作りあげた怪物は、代々木八幡駅の改札口をでるころには消えていた。新宿から電車でわずか5分なのに、ここにはわたしの親しんだ名古屋の街に似たふんいきがある。たとえば名古屋の大曽根。超高層のビルはなく、見あげても目がくらまない程度の建物がならんでいる。曲がりくねった露地をはいると、やっているのかいないのか、何をしているのかわからない、ち...
  • 別役実への旅:2「銀河鉄道」
    豪胆でなくては東京へ行けないようなことを前回書いて、ことばがたりなかったと反省している。むかしはときどき東京へひとりで行った。ところが最近はすっかりごぶさたで、家に閉じこもっているうちに、ただでさえ超高層ビルの多い東京にまたどんどん超高層が建ち、東京は『ブレードランナー』を過去として内包しつつもそれを脱ぎ捨て奇妙にあかるくタガのはずれた魔都となったように見える。と、どうだいこれ、マンションの売り出...
  • 別役実への旅:1「きっかけ」
    きっかけは、学習会へのお誘いだった。名演(名古屋演劇鑑賞会)の事務局から、フェイスブックつながりでメールがはいったのだった。7月に劇団青年座の『ブンナよ木からおりてこい』の例会がある。そのための学習会、といってもこむずかしい話ではなく、たいていは劇団の制作者、演出家、俳優、あるいは大学の先生などを招いて、上演作品やその背景について話を聞く。『ブンナよ・・・』は、水上勉原作で主人公が蛙なので、興味が...
  • サンタ参上:またちょい岐阜弁で
    こんばんは。サンタです。またまたミランダから出演要請があり、こうしてごあいさつに参じました。ミランダは東京へ日帰りで行った翌日、サンタをつれて実家へ行き、一泊して戻ってきました。東京で実家へのおみやげをふたつ買ったのに、あわてて家をでたので、ふたつとも持っていくのを忘れてしまいました。ミランダは、実家へ行くときはたいてい何かを持っていくのを忘れ、そして帰るときも何かをかならず忘れてきます。今夜も、...
  • カレーと別役実
    『新宿ベル・エポック』にあった「白いご飯にスープがすっと染みこむ」という表現があまりにおいしそうなので、カレーが食べたくなった。夕方、サンタの散歩をしていると、カレー日和なのか、いいにおいがしてくる。その日はきょうみたいに寒くなく、蒸し暑かった。「今夜はフォン・ド・ヴォーのカレーよ」「ジャガイモは いれない、ほうがおいしいのよ」「リンゴとハチミツとろ~りとけてる ハウス バーモントカレー」 ヒデキ...
  • 『新宿ベル・エポック -芸術と食を生んだ中村屋サロン』石川拓治著
    『新宿ベル・エポック -芸術と食を生んだ中村屋サロン』石川拓治著新宿中村屋を創業した相馬夫妻と荻原碌山の3人を軸にして、サロンにつどった人びとの物語である。新宿中村屋と聞くと、恥ずかしながら、菓子を作っている老舗という知識しかなかった。ただ荻原碌山と戸張狐雁の彫刻展は観たことがあるので、碌山の死後、碌山の使っていた粘土を孤雁がそっくりもらいうけた、ということは知っていた。偉大な彫刻家がながい時間精...

プロフィール

風のミランダ

興味の対象は演劇、映画、文学です。趣味は彫刻、写仏、乗馬など。何十年も生きてきて、話題盛りだくさん、といきたいところですが、あんがい狭い?