• 『オン・ザ・ミルキー・ロード』エミール・クストリッツァ監督
    『オン・ザ・ミルキー・ロード』エミール・クストリッツァ監督、主演 2016年作品 (現在映画館で上映中)エミール・クストリッツァ監督といえば、1995年カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞作品『アンダーグラウンド』との出会いが最初だった。以前、このブログで感想を書いた。↓(クリックすると開きます)アンダーグラウンド以来、エミール・クストリッツァの大ファンになった。が、ファンであっても、情報にうとく、...
  • 『嘆きの王冠〜ホロウ・クラウン〜』完結編=『リチャード三世』
     昔むかし、舞台で『リチャード三世』を観た。といってもたしか、そのときは観るに耐えず、第1幕で帰ってしまったと思う。 背景についての知識がなかったのがいちばんの原因だが、リチャードの極悪ぶりが単調だったせいもあるのか、今となってはよくわからない。 (リチャード三世)『シャーロック』では、超クールなホームズを演じたベネディクト・カンバーバッチである。それが、『リチャード三世』の冒頭では、画面の中...
  • 『ヘンリー五世』フランスへ攻め入る
     さて、父王の死によって、王の座についたヘンリー五世は、領有権を主張してフランスへ侵攻する。しかし、フランスの町を陥落したものの、イングランド軍は飢えと病で疲弊しきっていた。フランス軍は総力をあげて迎え撃つことになった。100年戦争中の1415年10月25日、アジャンクールの戦いである。 味方の軍勢5千人、対するフランス軍は5倍の2万5千人。戦いの前夜、ヘンリー五世は身分を隠して野営のテントを回り...
  • ヘンリー五世は信長を思わせる
     『ヘンリー四世 Part1』、『ヘンリー四世 Part2』は、じつはヘンリー四世の息子である後のヘンリー五世の若い頃の話が中心になっている。 ハル王子( ヘンリー五世)は、悪い仲間と酒場で飲んで遊んで騒いでいる放蕩息子だ。悪い仲間の筆頭がフォルスタッフ。フォルスタッフ、名前からして「嘘つきお」くんという、いかがわしさ。シェイクスピアの生んだ最大の道化といわれている。 左:ハル王子(トム・ヒドルストン)...
  • この夏、『嘆きの王冠』を観ていた
     35度超えの、この夏いちばん暑かった8月24日、『嘆きの王冠〜ホロウ・クラウン〜』のシリーズを観終わった。この劇場版シリーズは、シェイクスピアの8作品を、BBCが2012年に全7作にまとめ制作したものである。 残念ながら最初の1作は見逃してしまったが、以後は毎週映画館で1本ずつ観てきた。ホットな6週間だった。1)『リチャード二世』2)『ヘンリー四世 Part1』3)『ヘンリー四世 Part2』4)『ヘンリー五...

プロフィール

風のミランダ

興味の対象は演劇、映画、文学です。趣味は彫刻、写仏、乗馬など。何十年も生きてきて、話題盛りだくさん、といきたいところですが、あんがい狭い?