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やっぱりケーキ・さすが薔薇

生活
05 /04 2018
母は今年卒寿である。長寿のお祝いは還暦は満年齢で、それ以外は数え歳で祝うのが本来のやりかただそうだ。ところが、近年は満年齢で祝うことが多いという。数え歳、という概念は消えつつある。

が、母の年代では、数え歳が健在だ。母は「もう90歳なんや」と数え歳でいう。わたしくらいの歳だと、1歳でも多く自分の歳をいうのはいやだが、母の年齢になると「もう90よ、偉いでしょ、からだもエライ(しんどい)から、なんでも大目にみてね」という気持ちがあるのかもしれない。

卒寿のお祝いは、鳥羽への旅行だったが、やっぱりケーキでお祝いしたいとずっと思っていて、昨日ようやくできた。魔女叔母がこの連休はずっといるので、ちょうどよい。
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本当は、いろんな種類のフルーツのケーキにしたかったが、このオーソドックスなタイプしかなかった。「子どもの日なので、兜ケーキならもうすぐできあがります」と、店員がその写真を見せてくれた。丸いデコレーションケーキに、どかんと兜が飾ってあった。ユニークで大胆な飾りつけが、いかにも男の子向け。90歳女子のお祝いには向いていなかった。

このイチゴケーキはシンプルなので、あまりお祝いっぽくない。きっと母はこれからも、派手な飾りのケーキに匹敵するくらいシンプルなケーキを何度も食べられる、ということだろう。クリスマスにね。
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ケーキよりも、母が喜んだのは、わたしの家の庭に咲いていたこの薔薇(オデュッセイア)だった。
出かける前に切って、すぐに水を入れたペットボトルに挿して運んできたものだ。
1輪だけれど蕾もついていて、この蕾、咲くかしら、と母は嬉しそうにいうのだった。

こんなに喜ぶんなら、もっと持ってくればよかった。が、まだ薔薇は咲きはじめたばかりで、
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これは今日撮ったのだが、こんな状態。赤のオデュッセイアと、白のガブリエルしか咲いていない。この写真ではわからないが、オデュッセイアのほとんどは開きすぎていて、ガブリエルは雨で汚れている。他の薔薇はまだ蕾が固い。
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が、今日ようやく他の薔薇の蕾の色が見えてきた。これは、エドゥアール・マネ。

今年はだいじなガブリエルを庭から駐車場に出した。ガブリエルには薬が必要だと、1年半近く育ててきて思った。庭ではサンタが草をかじるので、薬が使えないのだ。

今年の夏は家の壁を塗装する。ちょうど足場を組む位置に薔薇の鉢を並べてあったので、庭の薔薇は南の柵の近く、レッドロビンの間へ移した。レッドロビンはあまり葉が茂っていないが、それでも薔薇の木の半分くらいは陰になってしまった。2年めなので根が混んできたせいもあるのか、去年より樹勢が弱い木もあり、逆に元気なのもある。

蕾が今年は少ないなあ、とか、こんなに蕾がついて、などと思いながら見ている。美人の機嫌をうかがう男子の気分。いや、成長を心配する母親の気分かな。









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風のミランダ

興味の対象は演劇、映画、文学です。趣味は彫刻、写仏、乗馬など。何十年も生きてきて、話題盛りだくさん、といきたいところですが、あんがい狭い?