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167鞍め:ゆず ガンガン走る

乗馬
12 /21 2017
12月12日 167鞍め
ゆず K先生

前回は暖かくてハエに悩まされたのに、この日は雪が散らついた。初雪だ。
ひさしぶりの、ゆず。去年の6月14日に乗って以来だ。

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ゆずといえば、マイペースで、何を考えているのかわからない、とされている。
が、乗りやすくて人好きなので人気が高い。

人好きといっても、どういう基準でなのか人を選ぶ。気にくわない人が来ると後ずさりしたり、蹴ったりもしていた。
幸いわたしは、なぜか嫌われていない。
咬まないからいい馬なんだけど、足の裏掘りのとき協力してくれない。足を持ちあげると、ズンと重みをかけてくる。王子さまなんだから仕方がない、と思っていた。

が、この日は違った。自分から足を持ちあげることはないが、重みをかけてこない。
ゆずくん、おとなになったねえ!

ところで、すでにレッスンは10日前のこと、その内容が思いだせない。
ただ、K先生がしきりにおっしゃっていたのは、
曲げるとき、「外の手は押し手綱!」!!!
「足が安定しない!」

そうだ、ゆずくんの特徴は、重いこと。
押し手綱が効かなくて、ほんとうに力いっぱいやっても、なかなかいうことを聞いてくれないのだった。

この日いちばん覚えているのは、駈歩がつづいたこと。
右手前も左手前もガンガン走った。
最初のうち、駈歩しながら、ゆずが首を振った。わたしの手が邪魔をしたのだ。そんなつもりはないのに。

先生「手を上下に振らない!」
上下に振っているつもりはないが、手の力を抜くよう意識したら、自然に前後に振れることに気がついた。

それからの駈歩がガンガンつづいたのだ。
「脚、キャク」といわれて、入れているつもり。じつはほとんど効いてないと思う。
ただただ、ゆずの走りの邪魔をしないよう、ゆずについていくよう必死になった。

走らせながら、昔むかしに、伝令を携え山を駈けた記憶がよみがえってきた、というのはむろん嘘。だけど、そんな気分になった。

何周かして、先生が「常歩に落として」というので、しかたなく常歩に落とす。ちゃんと常歩になってくれるのも嬉しい。
こんなに駈歩がつづいたのは、初めてではないかしら。

騎乗後、何周したか先生に尋ねたら、
「5周か、それ以上いきましたね」

たぶん、5周くらいだ。常歩! って、先生が止めたからね。

わたし「駈歩の速さはどうでした? まだ遅いですか」
先生「いや、あんなものですよ」

ふふ、あんな速さで走ったのね。けれど、レッツの駈歩より少しだけ遅いような気もする。それとも、ほんとうに慣れてきたのかな、スピードに。

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すねたような、かなしいような、不思議な目をする、ゆず。じつは、人参くれ、といっているだけ。
毛深いゆずの身体を撫でると、上等の毛皮を触ったみたいに豪華な気分になる。

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頭のてっぺんの毛が寒風に立っている。寒いなか、走ってくれてありがとう、ゆず。







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風のミランダ

興味の対象は演劇、映画、文学です。趣味は彫刻、写仏、乗馬など。何十年も生きてきて、話題盛りだくさん、といきたいところですが、あんがい狭い?