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京都:お疲れさまでした、の家族旅行 1.お弁当

12 /09 2016
去年のきょう、父が倒れた。
以来、父は病院と老人ホームで過ごし、9月に他界した。

母と魔女叔母とわたしと夫と、とんでもなく気を揉む1年だった。
お世話になった魔女叔母へのお礼もあり、近くへちょっと旅行しようということになった。

近くへの旅なら車が便利だが、最近の夫の運転を見ていると、あまり乗りたいとは思わない。
夫は運転中に目を開けたまま寝ることがある。あるいは、脇見をして不幸な景色をあざ笑う。
この癖は昔からだが、年がたつにつれて夫が目を開けたまま眠ったり、周囲をキョロキョロ眺めるのが怖くなった。運転中、周囲の状況を全方向的に把握することは、むしろいいことのはずだが、度がすぎる。

もう年なんだから、乗り物に乗っているときは、腕組みをしてぐっすり眠っていてほしいものだ。
だから、夫の運転する車で旅行というのはありえない。ほんの数年前ならあり、だったけど。

母は父とよく国内旅行をした。たいていバスか飛行機だった。
今度の旅行は車で、サンタも連れて、と魔女叔母が提案したが、夫が疲れる、という理由で却下。なにせときどきそのことを忘れるが、夫は再発がんの病気持ちなのだ。
車じゃなくて、電車でもいいよ、と母がいった。

聞いてみるとどうも、新幹線に乗りたいらしい。
それなら京都でしょう。新幹線なら、笑えるくらい近い。

こだまとホテルがセットになった格安旅行をすることになった。ホテルは駅に近くて便利な新都ホテル。

名古屋駅で叔母と母と待ち合わせた。
新幹線の改札口ね、というと、叔母が「わからない」という。「高島屋ならわかる」というので、新幹線改札口とは逆方向の金時計で待ち合わせた。

駅弁を買うつもりだった。時間があるので高島屋の地下でお弁当を買おうよ、と叔母がいう。うん、それはいいね。

それにしてもデパ地下は、種類がありすぎて迷う。こんなところで歩き疲れてはまずい。

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最近、母は食が細くなった。が、母がこれを見るなり、「わあ、おいしそうやな」といったので、これに決めた。「混ぜご飯がいい」という叔母の要望にもあう。(ご飯とおかずは別売り)
美濃吉のお弁当だ。

ところで、美濃吉は京都のお店なんだね。知っていたような気もするが、この頃は記憶があいまいで・・・。美濃と名がついているから、つい美濃(岐阜)だと思ってしまうけど。京都の店だから薄味でいいかも、と思って買ったような気がする。

母と叔母は薄味でおいしい、との感想。わたしは、もっと薄味がいいな。胃が過敏になっているので、味の濃い薄いの感度が高くなっている。これはお弁当用なので、味付けを濃くしてあるのかもしれない。

さてと、あいかわらず胃酸の分泌を抑えるH2ブロッカーを飲んでいて、そのせいで頭がぼんやりする。夜もふけた。
続きはまた次回で。












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風のミランダ

興味の対象は演劇、映画、文学です。趣味は彫刻、写仏、乗馬など。何十年も生きてきて、話題盛りだくさん、といきたいところですが、あんがい狭い?