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なんでSiriが答えるの

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09 /24 2018
実家へ行った帰りに、維摩池へ。

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30度を超える夏日だったが、猛暑の頃とは大違い。そもそも、猛暑の頃は暑すぎて、夕方でもサンタはここを歩けなかった。
サンタ「どうでもいいけど、まだ暑いぜいぜい」

あ、白い曼珠沙華。

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池の淵に咲いている曼珠沙華をスマホで撮っていたとき、サンタがリードを引いた。後ろから大きめの犬が来たのに気がついた。「あ、ごめんなさい」と、スマホの写真を終了させながら、サンタをこちらに引いた。犬を連れた二人は、「いいえ」と笑顔でわたしとサンタを追い抜いて行く。

と、そのとき、「全然、大丈夫ですよ」と男の人の声がした。
スマホの写真を終了させるボタンを長押ししたせいで、Siriがわたしの「あ、ごめんなさい」に答えたのだ。「全然、大丈夫ですよ」

「なんでSiriが答えるの」
と、思わず言ってしまった。Siriは今度はなにも答えなかった。

犬を連れた二人が振り返って微笑んでいた。

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昨日の夜、たぶん蚊取り線香をつけたせいで、目の痛みと頭痛が続いている。この時期、アレルギーになりそうな花粉はイネ科かな。ハウスダストも今頃のアレルゲンということで話題になっているが、ここまでひどい痛みは蚊取り線香だと思う。「微香」とあるが、微香でも同じことだ。

じつは、庭の薔薇をこれ以上増やせないのは、薔薇の花の香りにも目や鼻が痒くなるから。
そういえば、この間の台風で、サンタの薔薇と名付けた「ローズ・ド・グランヴィル」が倒れていて、よく見ると幹の下の方が空洞になっていた。いつのまにか虫にやられていたのだ。

が、サンタはあいかわらず元気で、うれしい。

涼しくなるこれから、いちばんつらいのは、金木犀の花である。散歩の途中で金木犀が咲いているのを見かけると、遠回りする。古い住宅街にこの大木が多い。金木犀を植えるのが流行った時期があるのだ。
いや、じつは、名古屋にいた頃、庭に3本ほど植えて、大木になった。最初の頃は大丈夫だったのだ。毎年黄色の花を眺めるうち、いつのまにかひどいアレルギーになっていた。

この近所、少なくとも両隣にはないのが助かる。が、50メートルほど離れたところにはある。もう咲いているのかしら、金木犀。どこか見えないところで爆弾のように咲き誇っているのかしら、ああああ。アレグラを飲んだけれど、まだ痛い。気の利いた文章が書けない。痛いとチョコを食べたくなる。食べる。太る。秋だなあ。






3回忌サンタの活躍

09 /16 2018
3回忌サンタの活躍、サンタは語る。↓

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牢名主である。苦しうない、ミランダ、写真を撮ってよいぞ。

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ああ、冗談はさておき。
さっき、となりの部屋からいい匂いがしていたので、みんなの裏をかいて廊下に回り、開いていたもうひとつの入り口からはいって、みごと獲物を捕獲した。

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これだ。この紫の矢印んとこ。ひとつ分消えているだろ。
おれが捕獲したあとだ。ワッフル生地に中がアンコやチョコクリームがはいっていたのさ。
おれがパクッとくわえたのは、チョコクリームだった。
あんまりうまくいったので、ついいつもの習性で、となりの部屋に見せびらかしに行ったのさ。

そしたら、みんなに「あっ、あっ」と、案の定注目され、
おれもいい気分でタッタカターとふざけ走りしたら、ミランダに、おれのくわえたワッフルをもぎ取られてしまった。

が、口の中にはしっかりくわえこんだ3分の1くらいのワッフルがあった。おれは急いで食ったさ。

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しかし、ミランダに取られたほうの3分の2は、蓋つきのゴミ箱に捨てられちまった。
あーあ、もったいない。あんなうまいもんには、めったにありつけないのに。



ところで今日は、ミランダのお父さんの3回忌らしい。
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お経のあいだ、おれも神妙にしていた。

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お経が終わったので、おれはお寺さんに挨拶にいった。

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お寺さんは猫を飼っているとかで、おれにも愛想よかった。

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「お手」といわれて、おれはあのワッフルがもらえるんだと思った。あわよくば、その横の饅頭も。お盆の饅頭も。

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「ほりゃ、ほりゃら」といわれて、すっかりその気になって、なついてやったんだが・・・。

お寺さん「お茶はあげるけど、お菓子はあげません」て、お盆にあった饅頭を、ひとつも残さずたもとに入れて、帰っていったのさ。
「またね、また会おうね」と、おれにいい残してな。
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しかし、「また会おうね」といわれてもな、次は何回忌があるんだ? 

そういえば、ミランダが、お寺さんが帰ったあと、「お経の最後のほうで、戒名を間違えかけたね」と、お坊さんの資格のある叔父さんにいった。
叔父さんも、「そうやったな。戒名を間違えるのは、ようあることなんや」と笑っていた。
お寺さんは、弟の戒名を2文字分いい、あわてて位牌を確かめるように見て、そのあとお父さんの戒名をいったそうだ。

が、そこはお経のプロだ。切れ目なくいったから、そうは目立たない。
お寺さんが間違えかけたことに気づいたのは、このふたりだけだった。

ミランダが、「お父さんが来たような気はしたけど、Y(弟)も少し来たような気がした。だから、お寺さんに戒名を間違えさせたのは、Y(弟)の仕業かも」と、笑い、お坊さんの叔父さんに、
「今日は見えたの?」と聞いていた。
叔父さんは、自分がお経をあげるときに仏壇に、故人の顔が見える、とけったいなことをいう人なのだ。

叔父さん「いや、今日は見えなんだ。けど、こないだ、お墓でお経をあげたときには、見えたぞ」

なるほど。他の人のお経では、見えないんだな。

そういえば、チョコレートは犬には毒なんだそうだ。
そうだろうなあ、毒ほどおいしいものはない。
あとで思えば、夕方の散歩で、最後にしたウンが少し緩かった程度だったさ。たんに食い過ぎだろ、原因は。

おれは、先代の犬が、ミランダの大切にしていたオーガニックチョコをくすねて、半分以上食っちまったのを知っている。どうして知っているかって? 犬の不思議な能力さ。
それで、そのあと、先代犬は、けろっとしていて、ウンも普通だったし、16歳まで長生きしたのさ。
おれも、チョコをくすねて食ったからな、長生きするぞ。






台風一過、偲ぶ会、虹

09 /10 2018
こんにちは。サンタです。
こないだの台風21号で、ミランダの実家の屋根が壊れたっていうから、
次の日に見に行ったんだ。

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実家の屋根は、7年前に葺き替えたばかりだったらしい。
いいかげんなところに頼むからだ、とミランダは怒っていた。そのときに、ひと悶着あったらしいが、なにせおれが生まれる前のことだからな、よくは知らないのさ。

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あ、おじさん、ていねいな運転でお願いしますね。急いでも同じですから。

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な、ミランダ、安心しろ。おれがついているからな。

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うおっ。

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おおおお。
木が倒れてるぞー。

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家、大丈夫かあ。

ミランダ「はい、この写真は公園の木なので」



ここからはミランダがお話しします。
子どもの頃、「台風一過」ということばを聞くたび、わたしは、「台風のときに移動する、ある特別な家族がいるのだろう」と思っていました。その家族は何か不思議な影響力を持っていて、その家族が去ると、そこに青空がひろがっている。宮沢賢治の「風の又三郎」みたいな・・・。



土曜日、8月に海で亡くなったOさんを偲び、いつものメンバーで集まって食事をした。
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1年3か月ぶりの会食。
うちから車で1時間ほどの、名古屋のレストラン。
近くの森に囲まれた邸宅には、ある有名な会社の社長が住んでいて、よくこのレストランを利用するとのことだった。
高級住宅地の高級レストラン。だから、ここにした、ということではなくて、ここが長い時間落ち着いて話ができる、ということで友人が予約したのだ。

たしかに、落ち着いて話ができた。
何が高級って、それは、トイレでわかる。

蓋の開け閉めはむろん、流すのまで全部自動。いや、それくらいでは驚かない。
洗面所には、手を洗った後のハンドタオルがあった。普通は紙のタオルだが、ここは本物のタオルだった。きちんと四つ折りにされた真っ白のタオルが、カゴに2段重ねでぎっしり置いてある。床の容れ物には使い終わった後のタオルがあったので、あ、これは濡れた手を拭いていいのだな、とわかる。それほどに、きれいな、新品のようなタオルだった。
もっとも、男子トイレの洗面所は、ペーパータオルだったらしい。が、その質はかなり良いものだったという。

肝心の食事の写真は撮らなかった。久しぶりに会って、話がはずんでいたこともあるけれど、どうも撮る雰囲気ではなかった。
いちばん値段の安い2500円のランチで、高級慣れしている人には、それほど高級ではないかもしれない。が、飲み物と「とろろ」を追加注文したので、4000円くらいになったそうだ。「そうだ」というのは、わたしはそのときトイレに行っていて、夫が払ったから。

あとで、「高級な雰囲気だったから、名古屋じゃないところへ行ってきたみたい」と、いったら、夫が、「名古屋でも高級なところはあんなものだ」と、知ったような口ぶりだったのがおかしかった。

ちなみに、前掲の写真は夫が撮った。

その店のランチタイムは2時半まで。店の玄関を出て、バルコニーで景色を眺めながら「ネットで見るよりずっと・・・」と、いいかけたら、店の人が見送りでそこに立っていた。
わたしはあわてて「・・・素敵だったわ」と言葉を継いだ。
ほんとうは、「ネットで見るよりずっと、高級だったわ」と、いおうとしていたのだが。

その後(写真の後)、皆、去りがたくて、近くの喫茶店コメダへ。二階建てなので、二階へ。テーブルが大きくて、5人、余裕で座れた。コメダの1号店じゃないかな、と誰かがいったが、正解かどうかはわからない。
いちばんおしゃべりだったOさんがいなくなったけれど、5人のおしゃべりは尽きなかった。
Oさんの謎も少しは解けて、皆、気持ちが楽になった。



今日はずっと雨だったが、夕方にはやんだ。サンタの散歩をする公園で、虹を見た。
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矢印の部分にもうっすらと虹があるが、写真ではわかりにくい。
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反対側にも虹。
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大きな公園をどんどん歩いて行って、違う場所では、こんな見えかた。
30分たっても見えていた。
今日は新月。新しい気分で行こう。


サンタは語る、この夏の暑さ

08 /31 2018
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あっ・・・、
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ん? 見られちまったか。

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今年の夏は暑かったな。
今日は涼しくなるはずだったのに、今日もまた猛暑日だった。
今日で名古屋の猛暑日は37日だってさ。ちなみに東京は12日らしい。それにしては、東京の放送局が、東京暑い暑い、と騒いでたな。

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東京が暑いんなら、名古屋は半分天国に蒸発する暑さだった。
おじさんは冷たいものを食べまくって、腹が南極に浸かっていた。ときどき、思い出したように、腹が冷える、とおじさんがいうんで、こうして腹を温めてやっているのさ。

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うわああああ・・・、早く来いいい、

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秋の腹。サンマの腹わた。秋の味。なんのこっちゃ。
こら、ミランダ、しっかりセリフ書け!

訃報

生活
08 /26 2018
先週、40年来の友人Oさんの訃報に接して、言葉を失った。
それを知らせてきた友人Nさんは、警察からの問い合わせでOさんのことを知った。Nさんは、その5日前に彼の来訪を受けたという。体調が悪く勤めも辞めた、といっていたそうで、1月に会ったときより驚くほど痩せていたという。病院嫌いのOさんは、病院へ行くこともなかったのだろう。

海で亡くなったとのことだが、詳しいことはまったくわからない。
一人暮らしで身寄りもほとんどなかった。葬儀は内輪で行われたのだろう。いや、葬儀があったのかどうかもわからない。

Oさんのことを、わたしたちは、どこへも聞きようがない。

Oさんと頻繁に会わなくなっても、年に1回か2回は会っていた。今年も、涼しくなったら皆で集まるつもりだった。なぜ、その前に突然逝ってしまったのか。
テレビの台風の中継で、海を見てOさんのことをずっと思っていた。饒舌だったOさんの声が耳から離れない。Oさん、最後はあまりに寡黙すぎないか。

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(Oさんの誕生日5月に咲いていた花。芍薬)

3年ほど前に、家に皆で集まったとき、Oさんは、「いい人生だったと思っている」と、唐突にいった。早い述懐だな、と、たぶん、皆思った。Oさんは、夫と同じ会社に勤めていたが、早い時期に会社を辞めて、フリーターになった。初めの頃は漫画家を目指していた。ある時期から、漫画を描かなくなり、その後も職業を転々として、ずっとフリーターだった。正規で雇いたい、と経営者にいわれたこともあったそうだが、断ったといっていた。彼は経営者を信用していなかったのだ。

「いろんな経験をさせてもらって、おもしろかった、いい人生だったと思っている」と、Oさんは、いっていたが、本当に最後までそう思っていたのかどうか、わからない。

人は、人が幸せだったかどうか、推し量ること自体が僭越だろう。
Oさんは、わたしたちの貴重な友人だった。忘れることは、決してない。


風のミランダ

興味の対象は演劇、映画、文学です。趣味は彫刻、写仏、乗馬など。何十年も生きてきて、話題盛りだくさん、といきたいところですが、あんがい狭い?